車検切れが近い車は通さないで売却した方が有利

[この記事のテーマ]

車検切れが近い車は、車検を通してから売却すべき? 通さないで売却すべき?

車検が切れた車はどうやって査定に出せばいいの(公道を走れない)?

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車を持っていれば、2年に1度必ず訪れる車検。税金や点検費用など、一回の車検はとても高額な出費となります。

もし近いうちに売却を予定している車に車検切れが迫っていたら、通してから売るべき?それとも通さないでそのまま売るべき?

最終的にどちらが有利になるのか、気になる人も多いはず。

また、車検の有効期限が切れてしまった車は公道を走れません。

これから売却を考えている車が、車検切れ間近の場合、もし、売却先が決まらぬまま車検が切れてしまったとしたら、どうやって査定に出せばいいのか、心配な方も多いと思います。

今回は愛車の売却時によくあるこれらの質問についてお答えします。

photo by Mark Ittleman

車検切れが近い車は通さないで査定・売却する方が有利

まず、車検切れが近い車は、車検を通してから売却するべきか、通さないで売却すべきかということについて。

こちらは結論から申し上げると、通さないで売却する方が有利です。

そもそも、中古車買取の常識として、車検の有効期限が長い方が、中古車買取の査定額が高くなりやすい傾向があります。

当然のことながら、車検の有効期限が長ければ長いほど、中古車としての人気は高くなりますので、査定での評価も高くなります。

それならば、車検がもうすぐ切れそうな車は、しっかり車検を通してから売却をした方が有利なのかというと、実はそうとも限りません。

車検切れが近いからといって、慌てて通す必要はなく、そのままの状態で査定を受け売却した方が、結果として有利になることがほとんどです。

車検代には業者の儲けが含まれている

もちろん車検を通せば、査定額がプラスになります。

ただし支払った車検費用がその査定額のプラスになった分よりも高いようだと、結果として「車検を通さない方が得だった」ということになってしまいます。

この考え方でいうと、多くの場合、車検を通さない方が得になります。

車検切れが近い車を、わざわざ車検を通して売却しても、車検代が査定額のプラス分より高くなってしまい、結果的に損をしてしまう可能性がとても高いです。

ではどうして損になってしまうのか?

その理由は、車検代の内訳を考えてみると見えてきます。

そもそも車検代の内訳は大きく「法定費用」と「その他諸費用」に分けられます。

まず「法定費用」というのは車検にかかる税金のこと。これは税金ですので、もちろん誰が払っても一定の金額となります。

一方、「その他諸費用」は整備・点検・代行手数料などのことを差します。この金額は整備業者によって異なり、整備業者が車検サービスを行う際の「儲け」もこの整備・点検・代行手数料などの費用に含まれています。

この「その他諸経費」の部分は、自分で整備業者に持ち込んで車検をやってもらうよりも、車の売却をした後、買取業者が自分の工場や提携工場で自前でやってしまった方が安くなることが多いです。

理由としては、整備業者に車検を頼むと整備業者の「儲け」分の金額も加算されますが、買取業者が自前で車検を通すのであればこの分がかからないなどがあります。

このことから、車検を通して査定がプラスになる金額(買取業者が車検を自前で通す場合にかかる金額と近い)と、車検にかかる費用の金額を比べたときに、車検費用の方が高くなりやすいことになります。

これはつまり、車検を通さないで「売却した方が有利」になりやすいということです。

車検が完全に切れてしまった車の売却方法

車検が完全に切れてしまった車も、わざわざ車検を通して売却する必要はありません

車検が完全に切れてしまった車は、公道を走ることができないため、自力では中古車買取業者の営業所まで車を持っていくことはできませんが、方法はあります。

それは出張買取というサービスを利用することです。

中古車買取業者の多くは、自宅まで出向き、詳細な査定と買取を行う、出張買取サービスを行っています。

これにより、車検が完全に切れてしまった車でも査定をしてもらうことができ、買取が成立すれば、トラックで車を持ち帰ってくれます。

また、この出張買取はインターネットで中古車買取の一括査定を依頼した場合にも利用することができます。

インターネットで中古車買取の一括査定を申し込むと、登録フォームでまず地域を入力しますが、これは出張買取が出来るエリアの買取業者を絞りこむためのものです。

もちろん、出張買取は車検切れの車だけに限らず受けることができ、近くに中古車買取業者の営業所がない場合などは便利です。

まとめ

車検が切れが近い車は通してから売却すべきか?通さないで売却すべきか?

⇒車検は通さないでそのまま売却すべき

車検代が査定額のプラス分より高くなってしまい、結果的に損をしてしまう可能性がとても高い。

車検代の内訳は、下記で構成されている。

  • 「法定費用」…自賠責保険料、自動車重量税、印紙税
  • 「その他諸費用」…検査・点検・代行手数料、代車費用など

「法定費用」は一定だが、「その他諸費用」は一般の整備業者に車検を依頼するよりも、買取業者が買取後に自前の工場や提携工場で作業を行った方が安く済むため、その差額分が査定額に反映されないことが多い。

車検が切れた車はどうやって査定に出せばいいの(公道を走れない)?

⇒出張買取を利用すれば査定・売却が可能

中古車買取業者の多くは、売却者の自宅まで出向いて査定と買取を行う出張買取サービスを行っている。

車検が完全に切れてしまった車は公道を走れないため、中古車買取業者の営業所まで車を持っていけないが、出張買取を依頼することで、査定をしてもらうことができ、買取が成立すれば、トラックで車を運んで行ってくれる。