車の傷やへこみは中古車査定前に修理すべき?

[この記事のテーマ]

売却したい車に傷やへこみがある場合、中古車査定前に修理しておいた方が有利?

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愛車を中古車査定に出すときに、過去に作ってしまった傷やへこみが修理せずに残っている場合、修理してから査定に出す方が有利か?それとも修理しない方が良いのか?

この疑問はこれから愛車を中古車査定に出す人の間で、とてもよく聞かれます。

少しでも高く査定してもらうために、車の傷やへこみは査定前に修理した方がいい…、そう考えている人は要注意。

実は修理するのにかかる費用が、修理したことで査定でプラスになる金額よりも割高になってしまうことがほとんどなのです。

photo by Peter Miller

傷やへこみの修理費は査定のプラス分より高くつく

傷やへこみを修理すると当然ながら費用がかかりますが、修理したことで、修理費以上に査定額がプラスになるのであれば、傷やへこみを直す意味はあります。

しかしながら、中古車査定においては、修理したことで査定でプラスになる金額よりも、修理費の方が高くつくことが多いと言われています。

つまり、売却したい車に傷やへこみがある場合でも、査定前に修理するべきではないということになります。

それではなぜ、修理代を超えるプラス査定はもらえないことが多いのか。

その理由は修理費用の内訳を考えてみると理解ができます。

修理作業に含まれる儲け分

通常、傷やへこみの直しなどの車の修理を行う場合、修理費用の明細は材料費と作業費(工賃)の内訳になっています。

傷やへこみがあった場合に査定額がマイナスになってしまうのは、中古車買取業者が買取った後に再び中古車として販売する前に、これらの修理コストかかってしまうからです。

ただし、修理代と査定額のマイナス分は必ずしもイコールにはなりません

なぜなら、修理代には修理業者の儲け分が含まれているからです。

修理業者は修理によって儲けているわけですので、修理費用の材料費と作業費(工賃)には当然ながら「儲け分」が含まれています。

単純に考えれば、この「儲け分」の金額だけ修理代の方が査定額のマイナス分より高くなるはずです。

査定前の修理・清掃などは費用をかけない

すり減ったタイヤの交換や傷んだシート交換、車内クリーニング、部品交換などでもこれと同じことが言えます。

いずれも中古車査定前に費用をかけて行っても、それに見合うだけの査定額のプラスがもらえないことがほとんどです。

つまり中古車査定前は、費用がかかるような特別なことはせず、そのままの状態で受けることが得策です。

もちろん、お金がかからない範囲で車内掃除や洗車、脱臭をすることは良いことかと思います。

査定する側も人間であり、ぴかぴかの車の方が印象がいいことは間違いありません。

まとめ

売却したい車に傷やへこみがある場合、中古車査定前に修理したりはせず、そのままの状態で査定を受けてよい

傷やへこみの修理にかかる費用を査定額のプラス分が上回ることはほとんどないため、わざわざ修理する必要ありません。

その他の修理・交換について

すり減ったタイヤの交換、傷んだシートやワイパーの交換、車内クリーニングや部品交換なども同様。費用の方が高くつくことがほとんどであるため、修理・交換などは行わずにそのままの状態で中古車査定を受ければよい。

車検について

車検切れの車についても、査定を行うからといってわざわざ車検を通さなくてもよい。車検費用の方が査定額のプラス評価分よりも高くついてしまう。

査定前に出来ること

お金がかからない範囲で車内清掃、洗車、車内の脱臭などを行うのは良し。奇麗な車の方が査定する側の印象がよく、査定が有利になることもある。